
『Diablo 4』のプレイヤーが、サーバー性能に影響を与えるゲームバランスを崩壊させるダメージの悪用(エクスプロイト)を発見しました。このビルドの仕組みと、ベルセルクとのコラボレーションに対するコミュニティの懸念についてご紹介します。
Diablo 4 最新情報
サーバーに負荷をかけるダメージエクスプロイトが出現

現在の『Diablo 4』シーズンでは強力なシーズナルボスアビリティが導入されており、戦略的に組み合わせることで無限ダメージループが発生し、サーバーの目立つ速度低下を引き起こしています。著名なYouTuber、Macrobioboi氏は5月9日、この強力すぎるビルドを実演し、特定のボス能力と特定のレジェンダリー・アスペクトを組み合わせることで敵の大群を全滅させられる方法を披露しました。
このエクスプロイトには、「ヴァンパイア・カース(吸血鬼の呪い)」レジェンダリー・アスペクトを装備する必要があります。これは敵を倒すまで永続的な「脆弱化」状態異常にするもので、ダメージ出力を大幅に増加させます。

この不具合は、上記のアスペクトを「フレッシュ・リーパー」の「混乱」能力と組み合わせることで発生します。この「混乱」能力は、本来は敵を気絶させると同時に「脆弱化」状態を解除するためのものです。しかし、「ヴァンパイア・カース」が「脆弱化」の解除を妨げるため、敵は連続して気絶し続けることになります。このコンボを完成させるには、「ヴァーシャン」の「ライフスチール(生命力吸収)」能力が必要で、ボスの能力が発動するたびに大ダメージを与えます。
この相互作用による過剰な計算処理がゲームサーバーに大きな負荷をかけます。これは人気ストリーマーwudijo氏のゲームプレイ映像でも示されており、カオスなビジュアルエフェクトの中、敵が永久に気絶し続ける様子が確認できます。「莫大な計算量がサーバーへの負荷を説明している」とwudijo氏はコメントしています。
Blizzardは、このサーバーに多大な負荷をかけるエクスプロイトに対してまだ対応しておらず、ゲームパフォーマンスを犠牲にしつつも、プレイヤーは敵を殲滅し続けることができます。
有料のベルセルクコラボに懸念の声

現在進行中の漫画「ベルセルク」とのコラボレーションでは、『Diablo 4』に限定コスメティックが導入されていますが、価格に関する懸念がコミュニティの議論の中心となっています。
ゲームプレイを通じて、ベルセルクのレリクァリから無料で入手できるアイテムは以下の通りです:
- 鷹の運命の背中の戦利品
- 髑髏騎士の紋章のマウントアーマー
- 犠牲の烙印のマーキング
- 予言された蝕の墓石
- 狂戦士のオッドのエンブレム

コラボレーションの有料アイテムは以下の通りです:
- 狂戦士の鎧(バーバリアン用)- 2,800プラチナ
- 光の鷹(ローグ用)- 2,800プラチナ
- ザ・ストラグラー(ローグ用)- 2,800プラチナ
- 髑髏騎士(ネクロマンサー用)- 2,800プラチナ
- シュノーズペットバンドル - 2,800プラチナ
- 鷹の軍馬マウントセット - 2,500プラチナ
各コスメティックセットは約28ドル(ゲーム本体価格の約半分)で、全アイテムを揃えると150ドル(ボーナス通貨を含む15,000プラチナのバンドル分)に達します。

これはBlizzardの以前の『World of Warcraft(WoW)』とのコラボ価格と一致していますが、今後のコラボレーションに対しても懸念すべき先例となっています。多くのプレイヤーは、質の高いデザインにもかかわらず、高額なコストを理由に購入を躊躇しています。
『Diablo IV』はPlayStation、Xbox、PCの各プラットフォームでプレイ可能です。
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